月のうろこを食べるへび

マトモじゃないわたしがマトモに生きようとする奮闘記。夢の記憶、どこかで見た景色、ふと感じたこと。思うままに書いていきます。

インドの旅

南インドの旅

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インドから戻って

一週間が経った。

 

 

今回の旅は

日本からニューデリーに入り

ムンバイへ飛行機で移動。

 

そこから南下して

インドの最南端、カニャクマリを目指すルート。

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/eb/Bombayindialocation.png

 

カニャクマリは

アラビア海ベンガル湾、インド洋の

3つの海が交わるポイント。

 

ヴィヴェーカナンダ*が悟りを開いた場所であり

古くからの聖地である。

 

(*インドおよび西洋にヨガの教えを広めた人物)

 

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8日間の旅は慌ただしく

時間の感覚さえ忘れていた。

 

詳しい旅の内容はいつか書くけれど 

今回は今の感覚を記したい。

 

インドは魂のふるさと?!

 

8日間の旅を終えて帰国した私は

何かが変わってしまったようだ。

 

はっきりとは言えないけれど、

旅行以前に興味を持っていたことに

まったく関心がなくなり、

自分が何をしようとしていたのかさえ

思い出せない。

 

実を言うと、味覚も少し、

変わってしまった。

 

ちょっとだけ違う自分自身に

生まれ変わったようだ。

 

 

 

インドは

「人間として生きる」意味を

あらゆる角度から

見せられる場所だった。

 

私が必死で求めていた

人間としての生々しさは

すでにそこに十分すぎるほど存在していた。

 

 

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私が必死で探していた何かは

インドを旅することで

自然と満たされてしまったのかも知れない。

 

 

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私はインドにいる時に

自分自身であったような気がする。

 

私は日本人の両親の間に生まれて

日本で育ったけれど

 

日本の方が異郷で

インドの方が故郷のように

思える時がある。

 

「インドは魂のふるさと」と、

誰かが言っていた。

 

今はその意味が分かる気がする。

 

訪れたものを

もう一度、無に帰す場所。

 

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無からまた、始まる。