月のうろこを食べるへび

マトモじゃないわたしがマトモに生きようとする奮闘記。夢の記憶、どこかで見た景色、ふと感じたこと。思うままに書いていきます。

憑依型人生

山田孝之 1983年生まれ

憑依型俳優と呼ばれる。

 

自分と役の境がわからなくなった。

彼はそう言う。

 

私は、それがよくわかる。

彼は役者だが、私はリアルの生活が

まさにそうだった。

 

私たちの世代では、

同じ感覚の人も、多いんじゃないかな。

 

インディゴと

クリスタルチルドレンの間。

 

新しい素質を持って生まれても

その使い方を教えられず

もがきながら

古いやり方から新しいやり方への転換を

自分の力で獲得する必要のあった世代。

 

答えを見つけようと

もがくことでしか

生きている実感を得られなかった世代。

 

彼らが、力を得て、

自分の道を歩ける時が

ようやく今、訪れた。

 

憑依をするには

自分が無になり

相手の思考回路、感じ方、物の見え方に

同化する必要がある。

 

自分から出てくる言葉、好み、

アンテナやセンサーが変わる。

 

まるで、

テレビやラジオのチャンネルを合わせるみたい。

 

世界を知ろうと思うなら、

ひとを知る、という方法もある。

 

もちろん、

実際に飛行機や新幹線や船に乗って

場所を動いてもいいのだけど、

ひとを知るというのは

時間にも空間にも

制限されない

自由さがある。

 

 

みずがめ座の時代のブルームーンの日。

 

また新しい時代の

始まりの日に。

 

 

2つの太陽と、2つの月。

 

「黄金」と「ブルー」は、

インディゴへのメッセージかもしれない。

 

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